【2023/3/2】収益情報を更新しました
チェココルナは、最近注目されている高金利通貨の一つです。
高いスワップを受け取りつつ、決済益も狙う、チェココルナ円での手動トラリピの内容と設定方法について紹介します。
- チェココルナ(CZK)の特徴
- チェココルナ円(CZK/JPY)が買いトラリピに向いている理由
- 具体的な設定値・方法
- 想定利回り
最初に設定と収益状況サマリです。
通貨ペア | 買い/売り | レンジ幅 | 本数 | 決済幅 | 必要資金 (1万通貨あたり) |
---|---|---|---|---|---|
チェココルナ円 (CZK/JPY) | 買い | 4.0~7.0円 | 31本 | 0.2円 | 60万円 |
運用資金 | 600,000円 |
運用期間 | 2022/12/5 ~ |
決済利益 | 17,140円 |
未決済スワップ損益 | 543円 |
年率換算 | 12.2% (2023/3/2 88日間運用時点) |
チェココルナ円は、みんなのFX(トレイダーズ証券)で取引することができます。
開設していない方は下記バナーからどうぞ


また、口座開設方法は下記でも紹介しています。
チェココルナとは
チェココルナ(CZK)は、チェコ共和国(Czechia)の法定通貨です。
チェコは東ヨーロッパ中央部に位置する内陸国で、欧州屈指の工業国かつ観光立国であり、注目度高く、今後の更なる経済発展が期待されています。
そんなチェココルナの特徴です。
高金利・高いスワップポイント
チェコは2022年11月時点で政策金利を7.0%としています。日本のゼロ金利政策とは大きな差がありますね。
この差はスワップにも表れており、みんなのFXでは、1万通貨あたり20円のスワップを受け取ることができます。(1万通貨あたりの必要証拠金は約2500円)
高い格付け
チェコは高金利でありながら、他国と比べて格付けが高く、信用リスクが低いと言えます。
日本よりも格付けが高いのは驚きですね。
また、チェココルナはユーロとの相関性が高いため、他の新興国通貨と比べると値動きが小さい傾向にあります。

高金利通貨でありながら、レンジ相場となっている
チェココルナ円の過去20年間のチャートを見ると、4円~7円の間でレンジとなっていることがわかります。

一般的に高金利通貨は下落相場になりやすいのですが、そうなっていないというのは大きな特徴です。
高金利通貨で有名なトルコリラ円のチャートを見てみると、きれいな下落相場となっています。

この、レンジ相場をとなっている点は、トラリピに非常に相性が良いです。
チェココルナが買いのトラリピに向いている理由
チェココルナ円は高金利通貨であり買いでもらえるスワップが高いため、
・買いポジションによるスワップ利益
・上昇による決済利益
の両方が狙えます。
また、他の高金利通貨とは異なりレンジ相場となっているため、トラリピに向いているといえます。
チェココルナで手動トラリピ~設定内容・注文方法~
ここからは、具体的な設定内容について紹介します。
仕掛けるレンジ
チェココルナ円は、過去20年ほどの間、4円から7円の間で推移しています。
2010年~2020年の間は4円から5.5円の間で推移していましたが、ここ数年上昇傾向にあります。
よって、仕掛けるレンジは4.0円~7.0円とします。
また、2012年の最安値である3.7円を下値として想定します。

仕掛けるトラップ幅、利確幅
トラップ幅や利確幅に大きな理由はありませんが、
・幅が小さいと約定回数は増えるが、その分手間も増え、手数料(スプレッド)の割合が増える
・幅が大きいと手間は減るが、決済頻度が少なくなり退屈
ため、トラップ幅0.1円、利確幅0.2円(1万通貨で2000円)としています。
手動トラリピのトラップ幅、利確幅についての考え方は下記記事もご覧ください。
必要資金
・仕掛けるレンジを4.0~7.0円、下値は3.7円(2012年)を想定
・トラップ幅0.1円 (31本)
・1本あたり1万通貨
とした場合、必要資金は60万円です。
みんなのFXでは、1000通貨から注文できますので、
・1本あたり5000通貨とした場合の必要資金は30万円
・1本あたり1000通貨とした場合の必要資金は6万円
となります。


[画像付き] トレイダーズ証券での注文方法
IFD注文を利用し、新規と決済を合わせて注文します。
下記画像の値を0.1ずつ変えながら、4.0~7.0まで注文します。

なお、現在価格より上の値段を入れる場合は、「逆指値」とします。

想定される収益
仕掛けるポジションの平均価格である5.5円では、1本(1万通貨)あたり約2万円の資金が必要です。
スワップは1日20円のため、1年では約7000円となり、スワップのみで35%の利回りとなります。
また、決済益は2000円のため、1回決済すると10%の利回りとなります。
実際は稼働していないポジションも多いため、仮に6本が稼働、月1回決済(年12回決済)とすると、運用資金に対する利回りは約10%となります。
私も運用を始めたばかりですので、収益情報は随時発信していきます。
注文が約定した時やること
手動トラリピのため、注文が約定した時に手動での対応が必要です。
やることは簡単ですが、忘れないようにしましょう。
新規注文が約定したとき
新規注文の約定時には特にすることはありません。
日々のスワップを受け取りながら、決済されるのを楽しみに待ちましょう♪
決済注文が約定したとき
決済注文の約定時には、同じ注文を発注する必要があります。
例えば、「5.0円で新規買い→5.2円で決済」の決済注文が約定した時は、再び「5.0円で新規買い→5.2円で決済」の注文を行います。
私の設定では、本数を増やさず、かつ、決済幅を大きくとることでこの手間を減らしています。
私の設定ですと、月に数回程度の再設定になるかと思います。
まとめ
スワップ&リピート決済を狙い、チェココルナ円で手動トラリピを行っています。
通貨ペア | 買い/売り | レンジ幅 | 本数 | 決済幅 | 必要資金 (1万通貨あたり) |
---|---|---|---|---|---|
チェココルナ円 (CZK/JPY) | 買い | 4.0~7.0円 | 31本 | 0.2円 | 60万円 |
運用資金 | 600,000円 |
運用期間 | 2022/12/5 ~ |
決済利益 | 17,140円 |
未決済スワップ損益 | 543円 |
年率換算 | 12.2% (2023/3/2 88日間運用時点) |
チェココルナ円の取引に興味がありましたら、ぜひ参考にしてください。
取引はみんなのFX(トレイダーズ証券)で行うことができます。
口座を持っていない方は下記バナーからどうぞ


私が実践しているそのほかの手法については、下記もご覧ください
コメント